プロフェッショナル

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
毎回、いろんな分野のプロを招いて仕事中の映像を交えつつ、仕事の厳しさや
難しさ、喜びなどを深く掘り下げて紹介する番組です。

先日、たまたま観た杜氏(日本酒をつくる職人さん)の方の回は秀逸でした。
米の水分を見極め、産地や状態、その日の気温、水温などから判断し米を洗う時間を
秒単位で決める。一切の妥協を許さず、常に最善を追求してお酒作りをされていました。
ここまでの厳しさはないかもしれませんが、コーヒーの焙煎にも通じるものがあります。
米もコーヒーも生もの、状態はいつも一緒ではありません。
季節による変化、産地による違い、その年毎の味の違いがあります。
焙煎のちょっとした設定の差で味が驚くほど変わることもあります。
コーヒーは未だにわからないことばかりです。
60年以上酒造り一筋に生きてきた杜氏の方も「酒造りは、わからない」という言葉を
口にされていました。もちろん私とは「わからない」の深さがまるで違います。
比べるのもおこがましい限りですが、きっと「わかる」ことはないのだろうなという感じ
は最近強く感じています。
生ものって難しいです。

面白かったのは杜氏の方が下戸だったこと。
味見をしてもすぐに真っ赤になって今日はここまで、みたいな。
ふと学生時代にバイトしていた中華料理屋の肉が食えない店長を思い出しました。
元気にしてるでしょうか。

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