にせもの


このところ食品の偽装のニュースが後を絶たないですね。
大きなニュースになった途端、今のうちに謝っておかなきゃといった感じで
次々と似たような話が出てきています。
仲間が多い方が、1つ1つの話は薄まりますし。
こうなってくると、最初に話題になったホテルの叩かれっぷりが
哀れに感じなくもありません。

話題になっているのは高級ホテルやレストランの話ですが
しがないコーヒー屋での偽装って何があるか考えてみました。
ぱっと思いつくのはブルーマウンテンですね。
圧倒的なブランドネームのおかげで昔から偽物が多いと言われています。
産地の生産量より、日本での流通量が多いというのは有名な話です。
このへんは魚沼産コシヒカリと似ています。
炭焼きコーヒーというのも怪しげです。
市中の炭焼きコーヒーのすべてが炭で焙煎されているとはちょっと考えにくいです。
(もちろん本当に手間をかけて炭で焙煎しているお店もあります)
実際、過去に公正取引委員会に指摘されたケースもあるようです。
自家焙煎というのもたまに気になる言葉です。
自家焙煎コーヒーの看板を掲げているのに、お店に焙煎機がないとか。
お店と別の場所で焙煎することもあるので一概には言えませんが。

どこまで厳密にするかでボーダーラインが変わってくるのが難しいところです。
ロブスターを伊勢エビとするのは論外ですが
よくわからないエビを芝エビとして出されても
個人的にはさほどダメージないかなあ、という感じです。
もちろん、一般的にはアウトですが。
杏仁を使ってない杏仁豆腐、わらび粉を使ってないわらび餅。
これらをけしからん、という人はそれほど多くないでしょう。
素材というより、もはや食べ物の一般名称になってますからね。
本わらび粉を使用したわらび餅、が宣伝文句になるくらいです。
養殖物を天然物に。
アウトなんでしょうが、最近は養殖物が天然物の価格を上回ることもあります。
こうなるとわけが分からなくなってきます。

いずれにしても、大きな会社ではうかつに根拠のない宣伝文句は使いづらくなっていくでしょうね。
江戸前とか、手作りとか、できたてとか。

地道に正直に商いするのが一番のようです。

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