久しぶりの映画館

定休日、なんとなく気が向いて何年かぶりに映画館へ。
映画というより最近の運動不足解消のための外出といった感じです。
名古屋人でもめったに乗らないあおなみ線の最寄り駅から映画館の景色。
正面遠方に見えるのが映画館。
名古屋の真ん中とは思えない眺め。
映画館

お題はビル・カニンガム&ニューヨーク
あんまり映画は興味ないのですが、お店に置いてある雑誌で評判よかったので。

ニューヨーク・タイムズの名物コラムでファッションスナップを撮り続けている
ビル・カニンガムというおじいさんのドキュメンタリーです。
清掃員用のジャケットに古い銀塩のNikon+自転車というスタイルでNYのお洒落さん達を
何十年も撮り続けています。
仕事が恋人、食には興味なし、撮りたいものだけ撮る、仕事は人に任せない。
お金をもらわなければ口出しされない、と言って雑誌の仕事も無報酬でやってたとか。
それはそれは自由な人です。
えてしてこういう人は気難しくてとっつきにくい人だったりするのですが
この人は周りの人みんなから好かれています(仕事には頑固ですが)。
笑顔もチャーミング。
ここまで自由にできるのは才能、意志の強さだけでなく人徳も必要だとひしひしと感じました。
こんなじいさんになれればいいなとは思いますが
まあ一般人が憧れてなれる域ではないです。
身の程を知らねばなりません。

全編、淡々とインタビューとビルの仕事映像中心で進んで行くのですが
エンディングで唯一かかった音楽が、この人が駆け抜けたニューヨークの
時代を象徴しているようでした。

YouTube Preview Image
I’ll Be Your Mirror: The Velvet Underground & Nico

そういえば映画の中でアンディ・ウォーホルが撮影したフィルムも出てきました。
華やかな世界を撮りながら、自身は風呂トイレ共同の小さなスタジオで
フィルムのつまったキャビネットに潰されそうになりながら寝泊まりしているのですが
最後は大人の事情で立ち退きを余儀なくされます。
不動産屋さんにセントラルパークを見下ろす素敵なアパートメントを紹介されるのですが
その時に見せた寂しそうな表情が印象的でした。

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