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新茶
最近日本茶にはまっています。
八十八夜はだいぶ過ぎてしまいましたが、まだまだ新茶がおいしい季節です。
コーヒー屋のくせにと思われそうですが、営業中に味見も含めコーヒーは沢山飲んで
いますので、家に帰ってからはもっぱら日本茶です。
GW明けに静岡の掛川に遊びにいった際に買った新茶がことのほかおいしくて、1袋が
あっという間になくなってしまいました。
今まで何気なく飲んでいましたが、日本茶の世界にも品種がいろいろとあるらしく
なかなか奥が深そうな気配。
製法にも深蒸し、浅蒸しなどとあって、なんとなくコーヒーに相通じるものがあります。
コーヒーの世界ではニュークロップが沢山入港する季節。
パナマ、マラウィ、ガテマラ、ケニア等々、これからどんどん入ってきます。
店に並べる数にも限度があるので、どれを仕入れるかが悩ましいところです。
どうぞお楽しみに。
コーヒーの香り
ある日お客様から
「ここで買ったコーヒー豆を車に積んでるといい香りがして幸せになる」
とおっしゃっていただいたことがあります。
コーヒー屋冥利につきるお言葉です。
焙煎してしばらくはコーヒーからガスが放出されますので、狭い空間にコーヒーを置いておくと
開けた瞬間ふわっといい香りが漂ってきます。
うちの店は狭い上に店内で焙煎しているので余計香りがこもるのでしょう。
お客さんが入ってきた瞬間「わっ、いい香り」とおっしゃっていただけます。
一口にコーヒーの香りにもいろいろあります。
焙煎中の煙の香り、粉に挽いた瞬間の香り、お湯を注いだとき漂う香り、最初の1杯を口に含んだ
ときの香りなどなど、同じコーヒーでもそれぞれ違った個性があります。
まだこの仕事を始める前、いろんなお店から通販でコーヒーを買っていた頃。
宅配便で届いた紙袋を開けた時の、少し紙の香りが混じったコーヒーの香りが好きでした。
あの香りは何か中毒性のものをもっています。
香りといえば店の仕事が終わり、帰りの地下鉄に乗った瞬間、近くにいた高校生たちが
「なんかコーヒーくさくね?」
って会話をはじめたときはちょっと恥ずかしかったです。
もちろん知らん顔してましたが。
そんなに体にしみついているもんでしょうか...
プロフェッショナル
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
毎回、いろんな分野のプロを招いて仕事中の映像を交えつつ、仕事の厳しさや
難しさ、喜びなどを深く掘り下げて紹介する番組です。
先日、たまたま観た杜氏(日本酒をつくる職人さん)の方の回は秀逸でした。
米の水分を見極め、産地や状態、その日の気温、水温などから判断し米を洗う時間を
秒単位で決める。一切の妥協を許さず、常に最善を追求してお酒作りをされていました。
ここまでの厳しさはないかもしれませんが、コーヒーの焙煎にも通じるものがあります。
米もコーヒーも生もの、状態はいつも一緒ではありません。
季節による変化、産地による違い、その年毎の味の違いがあります。
焙煎のちょっとした設定の差で味が驚くほど変わることもあります。
コーヒーは未だにわからないことばかりです。
60年以上酒造り一筋に生きてきた杜氏の方も「酒造りは、わからない」という言葉を
口にされていました。もちろん私とは「わからない」の深さがまるで違います。
比べるのもおこがましい限りですが、きっと「わかる」ことはないのだろうなという感じ
は最近強く感じています。
生ものって難しいです。
面白かったのは杜氏の方が下戸だったこと。
味見をしてもすぐに真っ赤になって今日はここまで、みたいな。
ふと学生時代にバイトしていた中華料理屋の肉が食えない店長を思い出しました。
元気にしてるでしょうか。
春眠
ここ数日暖かい日が続いています。
寒がりの私としては嬉しい限りですが困ったことも。
暖かくなってくると圧倒的に眠気が増してきます。
春眠暁を覚えずといいますが、起きられないだけでなくすぐに眠くなる。
最近は夕食を食べて10時くらいになるともう厳しい。
何故に春になると眠くなるのか、興味本位で調べてみました。
諸説あるようですがもっともらしい答えがひとつ。
かいつまんで言うと、暖かくなり代謝が上がる→脳の栄養となるブドウ糖がたくさん
必要になる→体が主食の白米を分解しブドウ糖を多く作ろうとする→白米の分解に
必要なビタミンB1が不足する→脳へブドウ糖が十分行き渡らなくなり眠くなる
となるそうな。
風が吹くと桶屋が儲かる的な話ですが、米好きの私は妙に納得してしまいました。
ちなみに昔の人が食べていた玄米はビタミンB1が豊富だったのでこんなことには
ならなかったそうです。
コーヒー屋なのでコーヒー飲んで覚醒すればいいじゃん、と思われそうですが
いかんせんカフェインには耐性ができてしまっているらしく全く効き目がありません。
ちなみにコーヒーは深煎りの苦くて濃厚なものより、浅煎りのさっぱりしたタイプの
方がカフェインが多く含まれています。
コーヒー飲んでもうひと頑張り、という時はさっぱり系のコーヒーをどうぞ。
石ころ
焙煎したコーヒー豆は必ず不良豆がないかチェックします。
不良豆とは熟していなかったり、虫食いしていたり、発酵していたりと中身はいろいろ。
これらをちまちまつまみ出す作業をコーヒー屋ではハンドピックと呼んでいます。
普通の自家焙煎のコーヒー屋さんならたいていやっている作業です。
写真はハンドピックした豆の一部。

真ん中に写っているのは豆ではなく石ころ。
こういった異物も当然はじきだします。
石は粉に挽いたときにミルの刃を傷つけてしまう可能性があるので厄介です。
それにしても最近焙煎しているケニアはやたらと石が多い。
元々なのかはずれのロットに当たってしまったのか定かではありませんが
ハンドピックにもいつも以上に神経を使うのでちょっと憂鬱です。
THIS IS IT
今日は定休日。
最近はすっかり出不精になっていたのですが、今日は気合いを入れて映画館へ。
お目当てはマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」。
決してマイケルのファンという訳ではないのですが、奥さんが東京で観ていて
「かっこいい」「会場から拍手がわいた」「隣の人が泣いていた」と大絶賛していたので。
平日の昼間なんで空いてるだろうと思ったら大間違い。
一番広いシアターでの上演だったのですが満席でした。
Aroud40〜60くらいの女性のお客さんが大多数で、若い子はちらほらといった感じ。
正直中身は期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
月並みですが歌もダンスもうまい。
なぜに足もと黒いローファーであんな動きができるのか、大きな謎です。
バックの演奏も素晴らしいの一言。
スタッフ全体が「マイケル愛」に満ちています。
個人的に好きなのはジャクソン5の曲のリハーサル風景。
歌い終わった後、兄弟や両親の名前を読み上げて謝辞を述べてます。
あと気になったのは派手にギターを弾きまくっていた若いブロンドのお姐さん。
初めてみる人でしたがあれは誰だったのでしょう。
Beat Itのギターかっこ良かったです。
あっという間の2時間。
知らない人が観ても十分楽しめるレベルではないかと思います。
ただ拍手や泣いてる人はいなかったですね。
名古屋のお客さんはシャイですから。
Halloween
ここ数年で急激にメジャーになってきましたね。
名古屋あたりでも仮装した子供たちをよく見かけるようになりました。
ハロウィンの飾りつけをしたお店も普通になってきましたし。
クリスマス、バレンタインデーに次ぐお祭の座を狙っているように思います。
めんどくさがりの当店は飾りつけもせず、いつもとかわらず平常運転です。
時々来てくれる外人のおじさんが、昨日はピーターパン(?)のようなコスチュームで
買い物にいらっしゃいました。
子供のころからやっているからか、さすがに堂に入ってました。
かなり大柄なピーターパンでしたが、なかなか可愛かったです。
全然関係ない話ですが、10月31日は私の誕生日でもあります。
個人的にはそれほど思い入れのないハロウィンですが、人に誕生日を説明するときだけは
「ハロウィンの日です」というとすんなり分かってもらえるので、ちょっとだけ得した気分になります。
コーヒーの秋
9月に入って朝晩はかなり涼しくなってきました。
夏場売り上げが落ちていたコーヒー豆も徐々にお客さんが戻ってきた感があります。
それに伴って最近コーヒー器具類がよく売れます。

初めて買われる方、昔自宅で淹れていてまた始めようとされる方など様々です。
去年はこれほどでもなかったような気がしているのですが、これも巣ごもり消費の影響でしょうか。
お店で飲めば400円前後とられますが、家で淹れれば1杯あたり6~70円。
缶コーヒーより安いですから経済的です。
お店で飲む楽しさというものもありますが、きっかけは何であれ家でコーヒーを淹れる方が増えるということは、コーヒー豆屋として嬉しい限りです。
淹れ方のアドバイスなどもいたしますので気軽に声をかけてください。
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