Archive for the ‘コーヒー’ Category
2010新豆情報 コロンビア タママウンテン
コロンビアがオズワルド農園からタママウンテンに変わりました。

ノルテ・デ・サンタンデール県の小農家の豆を集めたものです。
このエリアは昔から在来種であるティピカ種が植えられ、現在も残っている貴重な地域。
この豆はティピカ種にカツーラ種を3割ほど混ぜることで程よいコクがプラスされています。
きれいな酸とコクのバランスが素晴らしく、雑味のない味わい。
強烈な個性はありませんが、クセがなくどなたにも好まれる味わいです。
コーヒーの味の基本といってもいいかも知れません。
ストレートで買われるお客様は、どちらかといえば個性のある味わいを求められるお客様が
多く、コロンビアを指名買いする方は意外と少ないです。
ブレンドに使われる豆というイメージもあってか、ショーケースの中でなにかと影の存在に
なってしまいがちなのがちょっと残念なところ。
個性的な味わいも魅力ですが、こういったベーシックな味わいも捨てがたいものです。
入港間もないフレッシュな状態のコロンビアをぜひお試しください。
2010新豆情報 ケニア キリマラ農園
本日よりケニアのキリマラ農園を販売しています。
これぞケニア、といった感じの香りのよいコーヒーです。
とりあえず深煎りのみでの販売となります。
よくケニアフレーバーといった表現を使いますが、具体的に説明するとなるとなかなか難しいもの。
ベリー系の果実味、ワインやスパイス系の複雑さ、しっかりとした甘いコクが渾然一体
となった味わい。普通のコーヒーは深煎りにすると香りが弱まり、苦味とコクが増す傾向
にありますが、良質のケニアは果実感が最後までふんばって残ってくれます。
深煎りにしては苦味は少なめですので、普段深煎りを飲まない方にもお勧めできます。
ちょっと濃い目に淹れてアイスコーヒーにしてもおいしいですよ。
2010新豆情報 ルワンダ
ルワンダ「カレンゲラ」販売始めました。
ルワンダはアフリカ東部の内陸国。
岩手県よりひとまわり 大きいくらいの小国です。
広大なアフリカ大陸にあって、地図上では豆粒のように見えます。
近隣のタンザニア(キリマンジャロ)やエチオピア(モカ)に比べコーヒー産地としての
知名度は低いですが、近年はコーヒー精製の技術も上がり注目を浴びています。
内陸国ゆえ収穫~船積みまでの時間がかかり、なかなかいいコンディションで輸入
されるものが少ないのですが、今回のカレンゲラは非常にいい状態です。
コクは少なめですが、華やかで果実味のある酸味とクリーンな味わいが印象的です。
端境期で活きのいい豆が少ない中、イチ押しのコーヒーです。
2010新豆情報 ブラジル
ブラジル マカウバ・デ・シーマ農園
実は年末から販売しているのですが、ドタバタしてましてご紹介が遅れました。
毎年のようにシーズンのトップを飾るのはブラジル。
コーヒー屋としてはブラジルの新豆が来ると新しい年が始まるという感じです。
当店のパートナー農園で毎年良質なコーヒーを生産しています。
今回入荷したものはブルボン種というブラジルでは古くからある在来種。
特別に植えてもらったもので今年で2回目の収穫となります。
トースト、ナッツのような香ばしい香りはブラジルならでは。
とろんとした滑らかな口当たりと甘いコク、後味にごくかすかな酸味。
特に酸味な苦手な方にオススメです。
旬の味を是非お試しください。
エチオピア
エチオピアのニュークロップが入荷しました。
新しい豆の入荷は常に心躍るものですが、これほど到着が待ち焦がれた豆は
そう多くはありません。
エチオピアのコーヒーは古くから「モカ」と呼ばれ親しまれてきました。
残念ながら先シーズンより残留農薬問題で日本への輸入がほぼストップした状態。
「喫茶店からモカが消える」ということでニュースにもなったので、ご存知の方も多いかと
思います。今回は厳重な品質管理のもと輸入され、農薬検査をパスしたコーヒー
を仕入れることができました。
やはりニュークロップは格別、焙煎しているときの煙の香りから違います。
フルーティなモカフレーバーと甘い余韻の後味は健在です。
モカ好きの方もそうでない方もぜひ一度お試しください。
枯れ
11月も半ばにさしかかり、店の前の並木もだいぶ赤や黄色に色づいてきました。
なかなかきれいなのですが、冬までの間は落ち葉がひどくなって掃除が大変です。

木の葉が枯れるように、この時期コーヒーも”枯れ”てきます。
今ある豆の大部分は日本に入港してから半年~1年近くたったもの。
日本の高温多湿の夏を経るとコーヒーの生豆はダメージを受けます。
豆にもよりますが、この時期になるとこのダメージが顕著に味に現れてきます。
味が濁る、ざらつきを感じる、きれいな酸がでないなど。
こういった状態をコーヒーが”枯れる”と呼んでいます。
焙煎の工夫だけでは入荷当時のフレッシュな味わいを再現することはほぼ不可能。
ブレンドはいつもと同じ豆、同じ配合では味が変わってきますの頭が痛いです。
これから新しい豆の入荷が始まる翌年春頃までの間、コーヒーを焙煎する人間にとっては
ちょっとつらい時期となります。
だんだん寒くなってコーヒーがおいしく感じられる季節なのに、なんとも皮肉なものです。
深煎りのコーヒー
店をオープンして2年あまり。
開店当初に比べ豆の売れ方が変わって来ているように思います。
特にここ半年に限っていえば、深煎りのコーヒー豆がよく売れるようになってきています。
実は、開店当初は深煎りのコーヒーはあまり売れませんでした。
私の焙煎の拙さや説明のしかたが悪かったせいもあるかもしれません。
苦いのは嫌い、というお客様も多くお勧めするのに躊躇していた部分もあります。
適正に焙煎した深煎りは苦味も柔らかく、甘いコクをともなったおいしいものです。
深煎りでしか出せない味というものがあります。
お客さんが増えるにつけ、こういった味わいが思っているより多くの方に受け入れられる
のが分かってからは、躊躇なくお勧めでききるようになりました。
季節柄、休憩中に飲むコーヒーもあっさりしたものから深煎りのコーヒーにシフトしつつあります。
普段はブラックで飲みますが、深煎りに関してはクリームと砂糖をたっぷりと。
カフェオレもいいですが、よりコーヒーの味わいが感じられるこの飲み方が好みです。
深煎りのコーヒーとクリームの相性が抜群です。
深煎りは苦そうでちょっと..という方も一度お試しください。
エルサルバドル
こっそりとエルサルバドルがニュークロップ(新豆)に切り替わっています。
農園は引き続きエルカルメン農園。
先シーズンに比べクリーンでキレがある感じがします。
フルーティな酸も感じられ非常によい出来です。
個人的には今シーズンの味わいの方が好みですね。
じめじめと鬱陶しい気候のこんな時期には、エルサルバドルのすっきりとした味わいはぴったりです。
中煎り(ハイロースト)で販売しています。
深煎り派の方も、たまには浮気して試してみたください。
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