枯れ
11月も半ばにさしかかり、店の前の並木もだいぶ赤や黄色に色づいてきました。
なかなかきれいなのですが、冬までの間は落ち葉がひどくなって掃除が大変です。

木の葉が枯れるように、この時期コーヒーも”枯れ”てきます。
今ある豆の大部分は日本に入港してから半年~1年近くたったもの。
日本の高温多湿の夏を経るとコーヒーの生豆はダメージを受けます。
豆にもよりますが、この時期になるとこのダメージが顕著に味に現れてきます。
味が濁る、ざらつきを感じる、きれいな酸がでないなど。
こういった状態をコーヒーが”枯れる”と呼んでいます。
焙煎の工夫だけでは入荷当時のフレッシュな味わいを再現することはほぼ不可能。
ブレンドはいつもと同じ豆、同じ配合では味が変わってきますの頭が痛いです。
これから新しい豆の入荷が始まる翌年春頃までの間、コーヒーを焙煎する人間にとっては
ちょっとつらい時期となります。
だんだん寒くなってコーヒーがおいしく感じられる季節なのに、なんとも皮肉なものです。
This entry was posted on 火曜日, 11月 17th, 2009 at 11:34 and is filed under コーヒー. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.
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