コーヒーはコーヒー豆とお湯から作る極めてシンプルな飲み物。素材となるコーヒー豆の品質が味わいに大きな影響を与えます。
当店の素材選びの基準をご紹介します。
1.品種が特定できること
コーヒーには様々な品種があります。しかし病気に強いとか、収穫量が多いといった人間の都合で交配された品種は
コーヒー本来の味わいを犠牲にしているものが多くあります。当店では原種(ティピカ種・ブルボン種など)、またはそれ
に近いコーヒー本来の味わいを持った品種を選んで使用しています。
2.産地・生産者が特定できること
従来のコーヒーは「ブラジル」といった国名表示で販売されることがほとんどでした。これは「ブラジル」の「どこか」
で穫れたコーヒーということを意味します。国内のいろいろな産地で収穫されたコーヒーをいわばブレンドした状態で流通
させていることになります。これではその中に優れたコーヒーがあったとしても、味わいが平均化してしまい個性あふれる
味わいは生まれません。当店では産地(農園・地域)や生産者、収穫年度まで特定できるコーヒーを使用しています。
おのずとトレーサビリティの明確な商品ということになります。
3.適切に精製されたコーヒーであること
コーヒーは収穫された後、いくつかの精製過程を経て「生豆」と呼ばれる私たち焙煎業者が仕入れる素材の形となります。
この精製の方式は何種類もあり、それぞれ味わいの個性 も変わってきます。また精製過程に不備があると、いくら丹精
込めてつくった良いコーヒーでも美味しくないコーヒーとなってしまいます。当店では精製方法が明確なもの、そして
適切に精製されたコーヒーを使用しています。
このような条件を満たしたものは、産地の個性を反映した魅力的なコーヒーとなる可能性が高まります。
しかし最終的には、カップに注がれたコーヒーの味わいがすべてです。
最後はカッピングと呼ばれる香り、個性、味わいの評価で判断します。