コーヒー豆は農産物です。乾きもののようなイメージがありますが、農産物ゆえに鮮度もあれば旬もあります。
おいしいコーヒーを作るためには鮮度管理は不可欠です。
1.新豆(ニュークロップ)の使用
コーヒーは通常年に1回(地域によっては2回)収穫されます。収穫したてのコーヒー豆はひすいのようなきれいな
グリーン色をしていますが、年月がたつにつれ水分が抜け黄色っぽく変色していきます。また味わいも個性が薄くなり
枯れた味わいに変化していきます。当店で使用するコーヒーはすべて当年度に収穫されたもの(ニュークロップ)を
使用しています。
2.生豆の輸送と保管
コーヒー豆はコンテナに詰められて船便で輸送されますが、赤道付近を航行する際などコンテナ内は高温にさらされます。
また日本の夏の高温多湿、冬の乾燥した気候は生豆に少なからず悪い影響を与えます。このような気候によるコーヒー豆へ
のダメージを最小限に抑えるため、当店では、輸送に関しては「リーファーコンテナ」(ワインなどを輸送する定温保存で
きるコンテナ)、日本に着いてからは定温倉庫で保管したコーヒー豆を使用します。
3.焙煎後の鮮度
焙煎後のコーヒー豆は、自身の持つオイル分が酸化しやすくなります。酸化したコーヒーは本来の味わいや香りはなくなり
不快な酸味が出てきます。ですから手間はかかりますがなるべく在庫を多く作らないよう少量ずつ焙煎し、焙煎した豆は
冷蔵ショーケースに保存して販売しています。